WILD ARMS the 4th Detonator | ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター 雑感

http://www.playstation.jp/scej/title/wa4/
5時間ほどプレイ。

以下だらだらと。

WILDARMS AlterCode:F (以下WA:F) のクリアデータ(クリアデータでなくてもよい) をコンバートできる。というので一応コンバートしたが高々一周したくらいではこれといった特典も無かった。余りコンバート特典を豪華なものにしてしまうとコンバート必須のように言われてしまうからまあこんなものだろうな と思った。コンバート特典バッジ(装備品)は WA:F の主人公のARMの性能をそのまま受け継ぐらしい。自分は前作でガドリング仕様(弾数MAX)にしていたので弾数が増えていた。消費アイテムも多少もらえていたようだがよく確認しないまま適当に進めてしまったので不明だが、おそらく驚くようなものは無いと思う。

ローディングスピードは速い方でほとんど気にはならない。戦闘から復帰後のタイミングが一番遅いところで 2秒といったところだろうか。

ランダムエンカウンターは WA:F のようにバリバリ出るわけではなく適度に減った。むしろ直前に WA:F をプレイしていると少なすぎて驚くぐらいだ。

従来のシリーズのようにフィールドに記号の街が存在しているわけではなく、かといってブレスオブファイアV のように街<->ダンジョンがシームレスな出来になっているわけでもない。世界の移動は全て地図上のワールドマップで行われる。基本的にフィールドマップは完全撤廃。少し寂しい。ワールドマップ上にはマップオブジェクト(街、ダンジョン等)が存在しており、オブジェクトを選択してマップ間を移動するようなシステムになっている。移動が少し遅くてかったるい。街の広さの証明なんだろうけど今の 2倍速くても良かった。

街内部の仕組みも同様にドアを開けると即会話、ドアを開けると即店…等、家の中のマップは用意されていない。

マップ内ではシリーズおなじみの謎解きにジャンプ等アクション要素がプラスされている。ある程度自由に(見えない壁は当然あるが…)動き回れるのは楽しい要素だなあ。こんな段差ちょいと飛び越えろよ!みたいなジレンマはあまりなくなった。正しい方向に進化したと思う。

キャラカスタマイズのシステムがよく出来てる。レベル先取りシステムというか。限りあるポイントを使って習得レベルよりも先にスキルを取れる。武器のカスタマイズもかなり細かく設定できる。この項目もそうだが、全体的にユーザインターフェースは直感的に判りやすく、使いやすい出来になっている。うむ。素晴らしい。

7面ヘックスが配置される戦闘には少しクセがあり、慣れが必要。シミュレーションゲーム要素を戦闘に組み込んだのは面白い。ZOCもどき魔法(ヘックスに進入禁止に出来る)もある。システムとしてはかなり良く出来てると思う。ヘックスに配置されるキャラはどこまでもランダム(ボス戦闘は決まった配置になっているようだが)であり、回復役が孤立すると死ぬしかないのはちょっといただけないが。全体的に自分のHPも敵の攻撃力もインフレ気味。先がすこし心配。だからといって戦闘がツライ系のRPG特有の敵が出てきた瞬間に不快感を感じるというわけではなく、戦闘自体は今のところ楽しめている。HPは戦闘が終了すると完全に回復する。ストレスたまらなくて非常によろしい。戦闘のことは戦闘中に片付けてくださいよって感じ。

音楽はいつもどおり良い出来。世界とマッチしていてとてもいい感じ。

ストーリはまだ触りの部分のみしか触れていないので判断不能。だが取り立ててダメと感じる部分はない。ただ多少展開が早すぎる(キャラの動機付けが弱い?)と感じる場面はあった。よく考えると boy meets girl モノだったな。この先も王道展開なんだろうか。

全体的な雰囲気はこれまでの西部劇・・・というよりは世紀末救世主伝説のイメージを受けた。ほあたー!とかやるつもりは無い・・・とは言い切れないのがこのシリーズだからなあ。ちょっと楽しみにしとこう。

チュートリアルが出てくるタイミングがやや遅め。だからなんだというわけでもないが、序盤でロックオン(L1ボタンでオブジェクトに注目できる)機能の説明が出ないのは少し痛かった。まあ説明書を全部読めやと言われたらそれまでなのだが、後からこれをやらないとなにも起きないよとチュートリアルでいわれるのには少し疑問を感じた。