DragonAge:Origins 感想メモ

裏でぽそぽそ続けていたDragonAgeが昨日やっと終わった。NWN好きやハイファンタジー好きにはたまらない良作。
ゲームとして多くを許容しているが、最大の問題点は、「ローカライズされていないということ。」これに尽きる。

NPCキャラクタが会話で成長していくために言語の壁果てしなく高い。トライアンドエラーで打開もできなくも無いが、最悪エクストラスキルゼロで進めるハメになるかもしれない。

善悪の判断もそのキャラクタに拠って判断されるため、ひねくれモノにはひねくれモノのRPが要求されるところも頭が痛い。
他にも、古めかしい言い回しや、キャラクターの立場と対象となる相手の立場で言い回しがコロコロ変化して、意味が掴み辛い。
政治や思想、宗教なんかの話がややクサい感じに表現されておりプレイヤーの選択した行動に拠って細かいリアクションが変化するのにもったいない。
あとバックログないのが致命的。確認めんどいです。

戦闘はHateの概念があるが、Tauntの効果が高すぎるため、かなりの部分で Tank'n'Spank になってしまっていたのが残念。

1. TankがTaunt
2. HealerがTankをheal
3. MageがTankごとAoEx2ぶっ放す
(or healer2でHeal MageがAoEぶっ放す)

上記の作業だけで9割がたの戦闘が終わる。
基本的にはRougeはいらんこ状態。
矢のストックが20発単位でしかも売り切りと言う時点で早々にあきらめてしまったが、後半何とかなったんだろうか。
最後まで「宝箱を開ける鍵」役以上の役回りを与えられることは無かった。

2周目からは勝手がわかったので悪人プレイなぞする予定。

和訳されることなど全く期待していなかった Mass Effect が完全日本語対応で発売されたことを考えれば、consoleで日本語版が出る可能性はゼロではないが、PC版は望むべくも無いかな。パッチの予定があるようだが、テキスト量と難度を考えると1年そこらでは終わるまい。